先日、新型コロナ対策の融資を1千万円申込んできました。
新型コロナウィルスの影響でほとんどの整体院・整骨院・サロンが影響を受けていると思います。
融資を受けたいが手続きが複雑そうで戸惑っている方やそもそもどこに行けば融資が受けれるかわからない方もたくさんいるようです。
今回の記事では実際に申請をしてきた体験をもとに個人事業主が受けれる融資について解説していきます。
どんな融資制度があるの？
新型コロナウィルスの影響で経営が悪化している個人事業主（フリーランス）が無利子・無担保で受けることができる融資制度があります。
どこで融資を受けれるかというと大きく分けて国が行う融資と地方自治体が行う融資の２パターンがあります。
どちらも無利子・無担保で融資を受けることに変わりはありませんが融資の限度額や融資を受けるための条件が違うので注意が必要です。
国が行う融資では日本政策金融公庫がわりとメジャーですが今回みなさんにおすすめする地方自治体による融資制度を解説していきます。
地方自治体が行う融資制度
東京都だと各区でそれぞれ融資制度があり他は県であったり市でも融資制度があります。
融資自体は銀行から受けます。
この制度では融資は各銀行が行うが利子や信用保証料は地方自治体が負担するので銀行に利子を払う必要はありません。
融資額や借り入れ条件は各地方自治体によって違います。
東京都の港区などは最大借入額が５００万円ですが１０００万円まで借り入れ可能な区もあります。
神奈川県では県の融資やそれぞれの市でも融資を行っているので条件等よく比較する必要があります。
融資額が大きくないのであればよりスピーディーに融資が受けられる区や市で行う融資制度を利用することをおすすめします。
どこで手続きにいけばいいの？
融資を受けるのは銀行ですが無利子・無担保で受けるためには『セーフティネット保証4号の認定』が必要です。
このセーフティネット保証4号とは簡単に言うと融資の返済が出来なくなった場合に国が変わって銀行に支払ってくれますよ
という保証制度です。
この認定を受けてから銀行に行ってください。
セーフティネット保証４号はお近くの信用保証協会で受けることができます。
全国信用保証協会｜事業所一覧
また借入できる銀行などの金融機関は各地方自治体によって違ってきますので保証協会または各地方自治体に確認してから銀行に行って下さい。
何を準備すればいいの？
信用保証協会で認定に必要なものは
認定申請書はホームページからダウンロードできました。
申請書は地方自治体によって違うので各自治体に申請書の取得方法は問い合わせて下さい。
銀行で提出が求められたもの
これも銀行によって違うかもしれません。
融資を受けれるまでどのくらいかかるの？
まず保証協会でセーフティネット４号の認定を受けるのですが
企業が多い東京都は面接の予約が数日かかるようです。
ある中規模の市では予約もせず午前中に行って午後には認定を受けることができるところもあります。
認定を受けて銀行に提出してからは銀行によると思いますが２週間程度で融資が下りると説明を受けました。
まとめ
今回は私が事業を営む市の融資制度を利用して1000万円の借り入れを行いました。
すぐに資金が必要というわけではありませんがコロナの影響がどの位続くか未知数なので余裕を持って現金を持っておこうと思い借り入れしました。
どの融資制度を利用するかはみなさんのお住まいや事業を営む場所によると思います。
近くに日本政策金融公庫があればそこでも構わないと思いますが経営計画書などの必要な書類の提出が多いようです。
緊急事態宣言が発令されこれからより経営が圧迫する個人事業主が増えていくと思います。
当然、融資を受ける人も増えていきますので早めに行動して混雑する前に融資を申請しましょう。
次は、従業員の休業補償の助成金の申請手続きに取り掛かるのでブログで解説していく予定です。
