失敗しない店舗の立地の選び方

失敗しない店舗の立地の選び方

開業するにあたって店舗の立地はどのくらい重要でしょうか?

開業を決意したみなさんはまず最初に最も悩む事、それはどこに出店するかだと思います。

立地選択でつまづくとどんなに技術を磨いても、どんなに集客にお金をかけてもお客さんが来ません。開業する場所に失敗して廃業する整体師をたくさん見てきました。

自身の経験を踏まえ失敗しない立地選びを紹介したいと思います。

私が場所を選ぶ際に行ったこと

私が場所を選ぶ際に行ったことを紹介します。

※今回は主に駅近の物件向けに書いてあります。

乗降客数を調べる

出店したい市や区の人口を調べる事も重要ですが、駅前に出店する場合どの位の乗降客数があるかがその駅に人が集まるかのバロメーターになります。人が多いほど集客もしやすくなります。以下のようなサイトを調べて自分の開業したい駅の乗降客数を調べてみましょう。

※JR東日本の駅別乗降客数を見る

グーグルマップで見る

グーグルマップで出店したいと思う物件を見てみましょう。
これは何がわかるかというと駅からどの位近いかとか場所が直感的にわかりやすいかというのがわかります。

新規のお客様はそのお店がどこにあるかというのを重要視しています。

グーグルマップで検索した時に「あっ、ここなら駅から近いし場所が何となくわかる」と感じると整体院を選ぶ際にポイントが高いです。

現場に長時間滞在する

これ、非常に重要です。

店舗の周りにどのような層が生活しているのかは色々な時間帯に現地で実際に見てみないとわかりません。ビジネスマンが多いのかお年寄りが多いのか子連れが多いのか
自分のターゲットとする客層とミスマッチしていると集客しても効果が薄くなってしまいます。


以前、私が働いていた会社が新店舗を出店する際に失敗した例なのですが、イメージ的にお金持ちのセレブが多く住んでいると皆が思っていた街があってそこにエステや美容を中心とした高価格帯のメニューを中心とした店舗を立ち上げたことがありましたが蓋を開けてみるとその駅周辺は昼間は高齢者だらけで集客してもお金持ちの主婦なんかはほとんど来やしませんでした。実際に市の統計を見るとデータ上でも高齢者の割合が高いエリアでした。
その店舗は1年ほど頑張りましたが閉店してしまいました。

様々な角度から開業前にマーケティングしておく事が非常に重要です。

ライバル店を調べる

これは一応やっておきましょう。
特に独自性のあるメニューで攻めたい場合などは競合店が近くにあると比較されてしまい価格競争をせざるを得ない状況になる可能性もあります。

逆にあなたの得意とするメニューが他の店舗になければ差別化でき集客も有利に進める事が出来ます。

今回の記事のまとめ

重要なのは現場に何度も足を運んで多くの時間滞在する事。

・不動産屋は整体業界を知らない人が多いです。不動産屋のアドバイスは聞かないようにしましょう。

・まったく土地勘のない場所に出す場合は時間は場所選びに多くの時間を費やすことがおすすめです。

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